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タイの公的機関による模倣被害の対応事例

本年2020年に入ってから、タイでは、模倣品(偽装品)に対して、以下の対応をとっています。

2020年8月、タイ当局は11日、バンコクの住宅で、「ルイ・ヴィトン」、「グッチ」といった高級ブランドの衣料品、かばん、化粧品などの模倣品(偽装品)を多数押収し、中国人の男を逮捕しています。押収した偽ブランド品は総額1億バーツ相当であったとのことです。

2020年1月、タイ当局は24日、薬品、化粧品、健康食品などの模倣品(偽装品)、密輸品など約24トンを中部アユタヤ県の施設で焼却処分しています。

同じく2020年1月、タイ警察は14日、「ロレックス」、「パテックフィリップ」といった高級ブランドの腕時計の模倣品(偽装品)をインターネットの交流サイト(SNS)を通じて販売した疑いで、英国人の男(43)とタイ人の男(45)を逮捕したと発表しています。警官が買い手を装い英国人の男に接触し、受け渡しのため東部パタヤ市内のショッピングセンターに現れた男の身柄を確保し、高級腕時計の模倣品(偽装品)12個を押収しました。

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